自動売買に必要な知識…株式編(2)バックテスト設定方法

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今回からは日本株式のシステムトレードイザナミのバックテストの設定方法を書いていきたいと思います。

以下の説明の中で、私の設定の一部が見られますが、これらを用いて投資する場合は自己責任でお願い致します。

イザナミを起動しまして、当日の取引データをDL後にバックテストのページへ入ることができます。

バックテストの場面に入りますと、左右の2画面に別れております。
①:データの入力項目
②:売買ルール等の共通項目の切り替え窓
基本的には②で作成したい売買ルールを選択し、①のデータ入力を行っていきます。

基本項目では選択された売買ルールを実際にバックテストを行う際のバックテスト期間や対象銘柄、特別条件を設定することができます。
私は上記の項目で設定を行うことが多いですが、取引ルールによっては株価の価格制限を変更することがあります。

また、バックテストの期間を設定することができます。
イザナミはデフォルトで2000年からの長期間のバックテストデータが入っているためおすすめです。
売買ルールを作成する際は2000年からの長期間のバックテストを用いて開発してください。
実運用する際は、運用開始の1年前程度からバックテストを行うようにすると時短になります。

対象銘柄タブではバックテストを行う対象銘柄を選択することができます。
対象銘柄は日本のすべての個別株を対象とすることができますし、業種(セクター)や個別銘柄を単体で選びバックテストを行うことができます。

「仕掛け」タブでは売買ルールの仕掛けポイントのルールを設定することができます。
今回は私が以前作成した、タートルの投資手法を元にした順張りトレードの手法が表示されています。
ブロック一つ一つにルールが設定されており、今回のルールは下記のようになっています。

①過去15日間に売買代金が50[百万]=5000万円よりも大きい日が無い
②終値が80日間の期間高値より大きい(80日間の高値ブレイク)
①②を満たす銘柄を翌日の寄付で買いを行う

「手仕舞い」タブでは売買ルールの手仕舞いポイントのルールを設定することができます。
手仕舞いルールは下記のようになります。
①パニック相場の時に手仕舞いを行わない(日経・TOPIX・ジャスダック・マザーズの短期的な暴落時)
※相場情報を用いて作成しました、内容は申し訳ないですが非公開とさせていただきます。
②安値が10日間の安値より安い(10日間の安値ブレイク)
①②を満たすときに翌日寄付で手仕舞い

上記のようにルールが出来ましたら、右上の「実行」スイッチを押すことで、バックテストを開始することができます。

今回は簡単にイザナミでバックテストを行う方法について説明を致しました。
次回は、バックテスト後にどのようにデータが見られるのか?その見方について触れていきたいと思います。

下記にイザナミの販売サイトリンクを張っておきますので、興味がありましたらご確認ください。
株システムトレードのトレジスタ

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