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自動売買に必要な知識…FX編(2)絶対に購入してはいけないEAについて
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本日からはFXで自動売買を実行するためのロジックファイル(EA)の選び方について掘り下げていきたいと思います。
今回は「絶対に購入してはいけないEA」について

まず、EAを販売するサイトには下記のようなバックテストのデータが見られるようになっていると思います。
下記のようなバックテストのデータがない場合は、ほぼ確実に購入しない方が良いEAのため、購入はしないでください。

また、上記の赤枠に囲まれている部分は一番最初に確認をしてください。

上の赤枠ではバックテストの期間が書かれています。
上記のバックテストの場合は「2005年1月~2018年6月」までの13年6か月同一のロジックで運用した場合の運用成績であることがわかります。
これらの期間が1~2年といった短い期間で制作されたEAは、今後運用してい行くうえでバックテストと同様の成績を出すことが難しい為、購入は控えてください。

下の赤枠ではスプレッドの値が書かれています。
スプレッドとは端的に言うとFXにおける取引手数料のことです。
上記のバックテストでは15ポイント=1.5Pipsの取引手数料が毎取引ごとに掛かけられていることがわかります。
一部の日本のFX会社ではUSDJPYが0.3Pips等の低スプレッドの口座が存在していますが、MT4用口座では証券会社はMT4の利用料を支払っていたり、自動売買が可能のため利用者が取引上有利であることもあり(※1)スプレッドの値はUSDJPYで1.0Pips以上あることがほとんどです。
自身の使う証券口座の取引通貨ペアのスプレッドを調べ、この値が実際のスプレッドと乖離している場合は購入を控えてください。

※1…低スプレッドのFX会社は多くの場合は呑み業者と呼ばれる。顧客の損失がそのまま利益になる会社であり、自動売買等で顧客が利益を出しやすい形態の場合は取引手数料が高くなる傾向があります。

今回の記事では悪意のあるEAを見分けるポイントについて、記述させていただきました。
今回のポイントに当てはまるEAは決して買わないでください。
次回の記事では、利益の出やすいEAや損失の出にくいEAの探し方について説明したいと思います。
次回もよろしくお願い致します。

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