投資を行うことの意味…リスクについて考える。

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皆さんはどのような投資のリスクについてどのように考えていますか?

私は臆病なので、リスクは極力少ない方が良いという考え方をしています。
ただし、投資を行うということはリスクを取るということでもありますので矛盾が発生してしまいます。

そんな中で投資を行っている私の投資に必ずついて回るリスクについての考えを書いていきたいと思います。

1)どうして投資を行うか?
まず、私がリスクを取って投資を行う理由なのですが、私は一つの会社に勤める会社員でもあります。
会社員というものは、労働をお金に換えることだと私は思っています。また、会社員であれば収入はかなり安定して入手することができます。
しかし、収入を得る先は一つでしかなくもしも会社が亡くなったり、病気等により働けなくなった時に会社1本を収入の柱にするのはリスクが高い状態だなと考えたことが私が投資を始めた理由となります。

2)最悪の状況を考える。
私は投資を考えるうえで、まず最初に考えることはこの投資で最大限度に失敗したときにどのようになるのかを必ず考えます。
例えば、私の行っている株式投資であれば、最悪時は投資している会社の倒産で、投資資金の全損
FXであれば、レバレッジ5倍で運用していた場合で(フランショック等で)ロスカットに失敗した場合は投資資金の5倍までを失う可能性があります。
基本的には全損までですが本当にどうしようもない損失というものは発生しうると考えています。
なので、私は今でもFXの運用資金の3倍程度をすぐに現金化できる株式等で運用を行いFXでもしものことがあっても株式を現金化すれば大丈夫な状態にしています。
これらの考えは、株式の信用取引にも適応しており別の投資で運用を行ってはいますが、何かあった時の自己防衛資金を確保しています。

3)汎用的な損失について考える。
2)の損失はかなり大きいので普遍的な損失について考えます。
私はシステムトレーダーなので、株式やFX等ではロジックごとの期間最大ドローダウン(損失額)を確認し、それを「汎用的な損失」と考えています。
上記のように計算で損失を計算できない場合は、全損までを汎用的な損失と考えることとしています。
裁量でトレードするトレーダーでしたら、実際に-何%になったら運用を止めると予め決めておくことで「汎用できな損失」を割り出すことが出来ると思います。

4)リスクとリターンについて考える
今度は逆に投資を行ったことで得られるリターンを考えます。
こちらについては最大限度のリターンで考えないことが大切だと思っています。年利ベースで想定できる利益率を求めてください。
そのうえで、考えられる汎用的な損失を許容できるリターンが得られうるかが大切だと思います。
ここでいう許容度は人によってかなり違うと思いますので、あくまで私の許容度ではありますが、
下記のようなリスクリターンで実際に運用しています。

リスク リターン
株式システム1 最大で‐50% 年利10~15%
株式システム2 最大で‐30% 年利5~8%
FXシステム1 最大で‐70% 年利15~20%
FXシステム2 最大で‐30% 年利5~10%
不動産投資 最大限度:他の投資を含め全損
想定損失:-110%(2000万の物件、200万くらい持ち出しで損切可能)
年利4~6%
その他の投資 最大で‐100%
想定損失-50%
3年後に+0%~300%超
その他の利益あり

その他の投資については、このブログでいつか触れるかもしれません。
色々なリスクリターンがありますが、これらを投資として行っています。
P.S.書いて見て思いましたが、結構リスク許容度高めなのでは?と思いました(笑)

4)複数の投資策に分散する。
3)のリスクリターンでも触れましたが、複数の投資先や投資方法を組み合わせて投資を行うことで、自身の持っている資産の全損ということがなくなります。
上記の不動産投資は、そういう意味ではかなりバランスを崩壊させていますが、想定の損失内であれば他の投資とのバランスもとれる範囲内に収まっていると考えています。
また、これらは出来る限り同時に損失が出ないようにバランスを取る必要があります。
それのことをポートフォリオを呼びます。これについては別の記事で触れていきたいと思います。

上記が私の投資のリスクについての考え方となります。
一番大切なことは、リスクがそのくらいあるのか?リターンはどの程度を期待できるのかを考え、自身の許容できる範囲内で投資を行うことです
これから離れた投資を行ってしますと投資自体に嫌悪感や過大なストレスを感じてしまうためあまり良い結果にはなりません。

自分の許容できるリスクの範囲で適切な投資を行うことで長く投資に携わることが出来ます。
長く投資を行うことが出来れば、期待値に近い成績を得ることが出来ると思っています。

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