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自動売買について(3)…自動売買を行う上での3つの注意点(自動売買のデメリットについて)
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前回の記事では自動売買のメリットについてご紹介をいたしました。
今回はデメリットの中から、特に大きな3つを厳選してお伝えしたいと思います。

1)販売されているシステムが基本的にブラックボックス(詐欺的なものが存在する。)
 どういうことかといいますと、現在のシステムトレードのプログラムでは基本的にロジックの部分は見えなくなっており、そこの部分で小細工が出来てしまいますので詐欺的なシステムがたまに見受けられます。
 また、目隠しされたシステムを運用するということは、裁量で取引を行うよりも人によってはストレスを感じる人もいると思います。
そうした方は、自動売買のロジックを全公開されている方もおられますので、そうしたものを購入・運用を行うか自身でロジックを作成した方が良いです。
FXの自動売買でしたら、安価にロジックを組むところもありますので是非利用してみてください。
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また、ブラックボックスであることと少し趣旨が異なるかもしれませんが、システムトレードの設定方法そのものがわかりにくいといった問題もあるかもしれません。
そちらについては私に連絡いただければ、可能な限りではありますがご説明を行うことが出来ると思います。

2)初期費用及び継続的な経費が掛かる。(借りなくても運用は不可能ではありません。)
 自動売買を行う場合は、上記のように初期投資または継続的な経費が掛かってしまいます。
私の行っている投資でしたら、下記のような経費が掛かっております。
株式システムトレードイザナミ@ソフト代¥165,000-
FXシステムトレード@レンタルサーバ@¥20000/年、別途ソフト代
個人的にはそこまで大きな金額とは思っていませんが、最初にやり始める際にはかなり悩んだことを覚えています。

3)裁量取引と比べ、利益率が小さくなりやすい。
 こちらは、前回のメリットの記事でも記載した、リスク管理項目の裏返しとなります。
自動売買ではロジックに則り機械的に取引を行うため、どうしても利益率は小さくなりがちです。
理由としては、利益を大きくしようとすると長期で見た場合にどうしてもリスクとの兼ね合いで取引単位は小さくなります。
また、短期的に見た場合は裁量であればイベント等の発生で「そろそろ相場が反転するな」とか「強いイベントがはじまったな」といった肌感覚がなくなります。
どういったことかといいますと、自動売買の場合は過去の相場の結果より売買を行っているので、裁量より遅くトレンドの判断が行われ、裁量より遅くトレンドの終焉を知ります。
そのため、こうした境目での取引の収益性が低くなるため、どうしても勝てている人の裁量に比べ無駄が多くなり、結果として利益率は下がります。

以上が自動売買によるメリットとデメリットとなります。

自動売買事態にはそれほど問題は多くなくメリットも多くあると私は思っています。しかし、それ以上に自動売買は詐欺的な売り方をしている人なども多く、しっかりと利益を出そうと考えた場合は、知識が必要な投資でもあります。
次回以降の記事では、自動売買を行う上で必要な知識を書いていきたいと思います。

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