今回は日本株式の自動売買とFXの自動売買どちらがいいの？という話をしたいと思います。
まず、前提としまして私が自動売買を本格的に行ったことがあるのが下記の2つであります。
日本株式：イザナミ
FX ：MT4（EA）
上記の2つの方法を中心に取引を行っておりますので、上記の2つで比較をしていきたいと思います。
| メリット・デメリット比較 | |
| 株式（イザナミ） | FX（MT4/EA） |
| アプリケーションが有料（￥165,000） | MT4のソフトは無料で使用できる（EAは有料が多いが、無料で使用可能なものも多い） |
| 半自動売買（注文は手動で行う、毎日シグナル計算を手動で行う） | 完全自動売買（トレード注文もすべて自動） |
| ブロックプログラム（簡単/バグが出来にくい）でトレードロジックの作成ができる。 | テキストによるトレードロジックの作成が必要 |
| パソコンがあれば運用が可能 | 本格的な運用をする場合は、VPS（サーバ）を借りる必要がある。 |
| 初期拠出金が高い（運用資金が50万円程度は必要） | 初期拠出金が安い（10万円程度あればテスト運用が可能） ※ただし、運用するEAを選ぶ |
| 日本の個別銘柄（3500銘柄以上）を対象 | 海外口座等で日経平均や仮想通貨、マイナー通貨ペアの取り扱いが存在しても100通貨ペア程度 |
大雑把ですが上記の点で違いがあると思います。
どちらが良い悪いではないですが、初期の導入に関してはFXの方がハードルが低いです。
株式（イザナミ）の方が自分でロジックの検証や作成が容易のため、スキルアップをしたいという方はこちらがおすすめです。
株式で完全自動売買が可能なソフトもありますが、それらは日経平均等の個々の銘柄の監視、トレードとなるためMT4でいいかなと思いましたので私はそちらには手を出しておりません。
FXでも日本株式でも自己の資本が大きくなっても運用することができますが、株式（イザナミ）で運用をする場合は資金管理がしっかりできる反面手直しが必要かもしれません。
取り扱い銘柄の数については、イザナミの方が圧倒的に多いです。FXで行う場合は実質的には5～10の通貨ペアで分散する形になるため、別のロジック（EA）を使用したとしても分散効果は小さくなりますので、分散投資を行いたい場合は株式の方が有利です。
欲を言えば、ある程度資金をためて株式とFXの両方を運用することが理想だと思います。
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