2021年5月4週の市場相場のまとめをしていきたいと思います。
相場観をまとめることで、来週以降の取引を明確にするために記事にしています。
間違えた情報がありましたら、コメントにてご報告お頂けると助かります。
システムトレードのバックテスト等にて、問題が発生した時に見返すことで解決の糸口になることを期待して作成した記事となっております。
総合
為替・株式共に先週とは変わり、ある程度動きが見えてきたように感じます。
株式市場では、先週まで存在していた上値のラインを超えて上昇しました。
今週の終値でも、上値のラインを超えたところで終了していることもありますので来週はこの価格帯を維持できるのか?
ラインを割ってしまうのかがポイントになってくると思います。
為替
為替では、GBPが先週に引き続き非常に強い状態です。
先週まではJPYが非常に弱かったですが、一転大きくより戻しの動きを見せました。
世間的には、コロナワクチンの接種動向とその後の政策によって、経済活動が強くなりそうな国の通貨が強くなっている印象です。
…JPYは流石に下がり過ぎたのかな?日経が強いことも関係ある?
PCE物価等も、市場想定を上回る上昇となっています。
また、原油価格も強い上昇がみられることから、経済は上向きになることが強く予想されています。
なので、今後どの国がどのような政策を掲げるのかで大きく為替市場が動くと思います。
市場動向をしっかりと確認し、トレンドに乗ることを意識していきたいと思っています。
株式・先物・オプション 市場動向
今週は日経平均が28200から始まり、週次では始まり値をほとんど割ることは無く終値は29150円と高値の水準まで上昇しました。
正直29000円のラインを超えると思っていなかったので驚きました。
VIXは一時15を下回る水準まで下落し、日経VIも19.5付近まで下落しました。
来週も今週の29000円のラインを維持で出来るならば、先の下落は調整であり、再度上昇トレンドに戻れる可能性もあると思います。
ただし、ここで再度ラインを下回ることがあるのでしたら、下落の圧力が強い事の証左となってしまいます。
その為本格的な下落トレンドと判定されてしまう可能性もあります。
オプション手口
ボラティリティスキューの買いを現状実施しています。
29000円を超え上昇がみられたため、OTMのプット買いオプションを売却し、ATMに近い27500のプットオプションに組み替えました。
それに伴い、ミニ日経先物を買い増しました。
全体的にポジションを軽くして、デルタニュートラルに持っていき保守的な形で再生成しました。
現在のポジション
ミニ日経225先物 21/06 買い5枚
21/06 C29500 売り1枚
21/06 P26500 買い1枚
21/06 P27500 買い1枚
編集後記
今回は何とか間に合ったと思います。
今回は新しくオプションの現状ポジションを公開してみました。
ただ、出来る限り続けたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。読んでいただけると励みになります。