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自動売買に必要な知識…株式編(7)最適化分散投資結果確認(2)
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今回は最適化分散投資の結果の見かたの続きを見ていきたいと思います。

 

日時損益では、日ごとの損益データを参照することができます。
下述する、取引の一覧と合わせて使用することで、取引の詳細を確認することができます。

取引一覧では、銘柄の仕掛け/手仕舞い/損益や枚数を細かく見ていくことができます。
右上からcsv出力ができますので、エクセルで整理すると非常にわかりやすく確認することができます。
例えば、取引一覧で同一銘柄を短期間に幾度も仕掛け、そのたびに損切をしているという事実がわかりましたら、その銘柄のチャートを開きロジックの修正を行ったり、フィルタによる排除できないかについて考えます。
また、この時に最適化をしすぎないように私は気を使っています。
最適化については、また機会を探して説明をしていきたいと思います。

その他集計画面では、期間別の損益や、保有期間別等で集計し、グラフで表示することができます。
私はこの集計は簡単に整理されているため、自身の運用方法を決定する際には早い段階で確認し、このまま調整を続けるかどうかを判断する材料として活用しています。
今回のロジックでは下降相場で取引をしないロジックとなっておりますため、2008年では取引を行っていないことがわかります。
ここで簡単に確認することで、ロジック自体が正常に働いているかどうかについても確認をすることができます。
保有期間別の集計等でも、同じくロジックで想定された期間を保有しているのか?または、利益の出にくい保有期間等がわかりましたら、その前に損切をしたり、逆に遅くしたりとロジックを工夫するポイントを探すヒントになります。

収益率分布の画面では、取引の収益の分布をかくにんできます。
こちらについては何が良いというものではありませんが、取引の方向性を見ることができます。
本ロジックでは損切は早めに行ており、ほとんどが-5%未満で損切を行っています。
逆り利益としては25%以上の多く残っており、損小利大のロジックであることがわかります。

最終日シグナルでは、仕掛けシグナルや手仕舞いシグナル・保有銘柄を確認することができます。
こちらは、運用方法を考えるために使用するわけではなく、実運用をするときにこちらの表示を確認して実際に証券口座に取引の命令を行います。
上記の画面では仕掛けシグナルを表示しており、9073の京極運輸商事を300株を寄付きで買いを仕掛けるようにシグナルが出ています。
他の表示は資金不足であったり、フィルタによる除外で仕掛ける必要が無いものとなります。

こちらは現時点での保有銘柄を表示しています。
実際の保有銘柄と確認し、ズレが無いことを確認することができます。

こちらは手仕舞いシグナルの表示です。
9760の進学会HDと9475の昭文社HDを手仕舞いと出ています。

これらのシグナルに乗っ取て実際は取引を行っていきます。
今回は、ロジック及び分散投資設定の方法でしたので、全期間としていますが、実運用をする場合は、全期間で計算する必要はありません。

実際に運用開始する数か月前からバックテスト計算を行えばよい為、計算時間を短くして運用を行ってください。

以上で簡単ですが、イザナミを使用した、バックテスト及び実投資を行う方法の説明となります。

不明点がありましたら、お問い合わせ又は下記のコメントへ連絡ください。

下記にイザナミの販売サイトリンクを張っておきますので、興味がありましたらご確認ください。
株システムトレードのトレジスタ

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