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【イザナミ】株式のシステムトレードで空売りルール作成時の注意点
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イザナミで空売りルールを作る場合の注意するべきポイントについて書いていきたいと思います。

今回の内容はイザナミを用いて、私が実際に空売りルール作成作成時及び運用時に感じた点について述べていきたいと思います。

まず、私が空売りルールを作成した時に感じたことは、買いのロジックよりもシステムのエッジが出しやすいなと感じました。
理由としては、空売りルールを用いた場合は短期間トレードで売買した場合に勝率が高くなりやすいことと、価格の上昇よりも価格の下落の方がスピード感が速い為損小利大のロジックの作成が容易でした。
その時は、システム売買と空売りのロジックは相性が良いのではないかと思いました。

「その時は」と書きましたが、実は私は現在空売りロジックのルールを運用していません(笑)
上記のルールを作成し、実際に運用を始めてみて、空売りの場合は見えないコストが思っていた以上にあることに気が付きました。

そのコストは下記のとおりです。
1)貸株料
空売りでは株式を借りて借りた株式を売りに出すことで、価格が下降時に収益を上げるという構造となります。
そのため、株を借りるためのコストがかかります。
しかし、保有期間に対して一定の価格が生じるため、上記の見えないコストではありません。

2)逆日歩
市場で貸せる銘柄が少ないときに発生し、新たに貸せる株式を準備するために現在株を借りている人から一定額の徴収が行われます。
こちらは、上記で言うところの見えないコストとなります。
私の作成した空売りのロジックは急激な加工が始まったら空売りを実行し、1~3日間の保有をするロジックでしたがそうした銘柄には空売りをしたい人が集まるため、逆日歩が発生する可能性がそれなりに高く、何度か逆日歩による手数料により収益がなくなることがありました。

3)空売り規制
上記の見えないコストの中で一番大きいコストです。
空売りのシステム売買をする上で一番私が苦痛に思ったことは、シグナルが実際に出力されても空売り規制銘柄となっており、空売りでトレードを実行することができない銘柄が多くあったことです。
また、ある程度運用をした後にイザナミの売買記録を確認しましたら、空売り規制銘柄で実際にはトレードが行われていなかった銘柄の多くはイザナミの取引の上では収益性の高い銘柄であったことも空売りのロジックを作成するのは難しいなと思った理由の一つです。

上記のように私が作成した空売りロジックでは、バックテストほどの収益性が上がらず、シグナルと仕掛け銘柄に乖離があったため、実取引を行うのはやめた方が良いなと思った理由となっております。

あくまでも、こちらは私が空売りロジックを作成したうえで感じた内容となっておりますので、上記のリスクを回避した戦略が作れないとも思っておりません。
現在、コロナ騒動真っ盛りでリスクヘッジのために空売りロジック制作に挑戦してみようかな?
なにか、良い対策方法がわかりましたら記述します。

不明点がありましたら、お問い合わせ又は下記のコメントへ連絡ください。

下記にイザナミの販売サイトリンクを張っておきますので、興味がありましたらご確認ください。
株システムトレードのトレジスタ

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