2021年6月1週の市場相場のまとめをしていきたいと思います。
相場観をまとめることで、来週以降の取引を明確にするために記事にしています。
間違えた情報がありましたら、コメントにてご報告お頂けると助かります。
システムトレードのバックテスト等にて、問題が発生した時に見返すことで解決の糸口になることを期待して作成した記事となっております。
総合
今週は5月31日は米国の祝日、週末の6月4日金曜日には米雇用統計の発表があることもあり、
月曜から木曜日まで大きな動きがありませんでした。
雇用統計の結果としては、当初の予想よりも若干低い水準となっておりました。
そのため、米ドル売りの流れが発生しように思えます。
それをもって来週は6月2週でMSQの締めとなる週となります。
大きな動きを期待して、来週に備えたいと思います。
為替
今週の為替は、先にも書いたとおり、祝日と週末の雇用統計の影響で動きは大きくなかった印象です。
通貨強弱を個別に見ますと、NZDが非常に弱かったことが印象的です。
雇用統計発表後では、先週まで非常に強かったGBPやUSDの勢いが若干ではありますが弱まったように感じます。
逆に弱かったAUDやJPYは若干勢いを取り戻したように感じます。
為替ではないですが、日本ではコロナワクチンの接種率が今週に入って大きく割合を伸ばしました。
米国をはじめとする、ワクチン接種率の高い国では経済も回り始めていることから、JPYについては今まで売られすぎていた分は買われるのではないかなと思っています。
テーパリングについても、先週と先々週には大きなインパクトをもって市場を動かしましたが、各国の状況が今一度整理されてきあ印象です。
ひとまずははテーパリングの発表による市場の混乱は落ち浮いたのではないかと思っています。
株式・先物・オプション 市場動向
今週の日経平均は29019円で始まり、終値は28941円となりました。
2日の水曜日には一時28570円付近まで価格が低下する場面もありましたが、週の終わりには28900円台まで回復しております。
先にも書きましたが、相場自体は非常に落ち着いている状況と考えております。
2日の状況を鑑みるに、下方向の拮抗線として28500円が非常に意識されていそうです。
逆に上目線では29200円あたりが抵抗線になっているようです。
来週は6月のSQということになります。今週雇用統計も発表済みとなっているため大きく動くことが予想されます。
オプション手口
ボラティリティスキューの買いを現状実施しています。
SQに近づいたことでデルタの値が大きく傾き始めてしまったため、ミニ先物を5/31日に1枚、6/2に1枚決済を実施しております。
現状のデルタは若干マイナスという状況です。
SQが近いため、来週前半で決済を実施しようと思っています。
先週のポジション
ミニ日経225先物 21/06 買い5枚
21/06 C29500 売り1枚
21/06 P26500 買い1枚
21/06 P27500 買い1枚
現在のポジション
ミニ日経225先物 21/06 買い3枚
21/06 C29500 売り1枚
21/06 P26500 買い1枚
21/06 P27500 買い1枚
編集後記
今週は動きが乏しい週でしたが、来週は為替・株式ともに動きがあると思われます。
SQということもあるので、気を付けて市場を渡っていきたいです。
今後ともよろしくお願い致します。読んでいただけると励みになります。