本日は私が開発を行ったEAである「Power_of_Japan」についてご紹介をしていきたいと思います。
こちらのEAは私のFXの本口座でも稼働させておりますし、制作から2年以上経過致しましたが現在でも安定的に収益を上げております。
バックテスト
本EAのバックテストは下記となります。
下記にロジックを公開しておりますが、非常にシンプルに仕上がっていると自負しております。
コンセプト
日本企業の実需の流れに乗って利益を創造
ロジック
・毎月23日から31日に取引を行う。
・日本時間の8時~15時までUSDJPYの売りポジションを保有
上記が本ロジックの全てとなります。
ロジックの内容的に、最適化の余地がほとんどありません。
そのため、長期間安心してご利用していただくことが出来ると思います。
理論
日本の企業は海外で利益を上げたときは、ドルで支払いを受けますが決済(4Q)は円貨で行っています。
その為、外貨で得たドルは決算のタイミングで日本円へ変換します。
本EAはこのタイミングで円が必然的に高くなることを利用して取引を行っています。
得意な相場
本EAは下記のような相場で安定した利益を出すことができます。
〇緩やかな円安相場
円安相場の場合は日本企業の売り上げが良くなる傾向になります。
そのため、実需に則った為替の動きが活発化するため、利益を上げることができます。
〇円高相場
円高相場では日本企業の海外での利益は減少傾向となりますが、トレンドが円高ドル安傾向となるのでショートポジションが主体の本EAでは利益を出すことができます。
苦手な相場
本EAは上記のように実需の流れに乗っているため、ほとんどの相場で利益を上げることができます。
しかし、苦手な相場もありますのでここに上げておきたいと思います。
バックテストで大きく負けている部分を抜粋しますと下記時期となります。
・2008年3月~2008年7月 ベア・スターンズショックとリーマンショックの間(急激な円安)
・2016年8月~2016年12月 トランプ政権誕生及びイギリスEU離脱選挙の影響で大きく円安進行
これらの時期に大きな損失が発生していることが分かります。
本EAでは、日本企業による実需を上回るスピードでロング方向へ相場が動いてしまいますと損失が発生する傾向にあります。
また、2019年6月~2020年2月までのようにボラティリティが異常に狭いときには、大きな損失こそ発生しませんが、スプレッド程度分の負けを受けてしまう期間もございます。
運用の手引き
本EAを運用する際のリスク値と目標年利を下記に書きます。
運用の際には下記を参照して、無理の無い運用をしてください。
100万円で運用を行う場合
100万円運用 | 平均年利 | 最大DD |
1.0Lot | 30.76% | -35.19% |
0.8Lot | 24.64% | -28.16% |
0.6Lot | 18.48% | -21.12% |
0.4Lot | 12.32% | -14.08% |
0.2Lot | 6.16% | -7.04% |
0.1Lot | 3.08% | -3.52% |
その他資金で運用を行う場合は、上記の表を元に換算してください。
補足記事
本ロジックの運用者数が増えた場合に起こりえる影響について、考察記事を作成いたしました。
本EAがろんさんのブログにてご紹介いただきました。
良ければこちらも参考にご覧ください。
まとめ
実需に則るEAですので、ロジックの優位性が無くなることはないと思います。
※日本企業がドルで決算書を出すようになったり、輸出禁止になる等
また、開発者である私も自身の運用ポートフォリオにがっちり入れて運用しており、作者一押しのEAとなっております。
Power_of_Japanは下記のサイトで無料で使用できますので、興味がありましたら使ってください。
EA-BANK
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また、質問コメントを下されば、返信致します。